「今週中に歌ってみたを投稿したい!」「イベントに間に合わせたい!」
そんな方にとって、Mix依頼の納期は死活問題です。せっかく特急プランで依頼しても、データ不備で差し戻しが起きれば、納期は大幅に遅れてしまいます。
- 最短でMix依頼するために必要な準備
- データ不備で差し戻される原因と対策
- 72時間納品を確実にするチェックリスト
この記事を読めば、確実に72時間で納品を受け取る準備が整います。
なお、Mixの基礎知識については歌ってみたのMixとは?完全ガイドをご覧ください。

P!xL(ピクセル)
P!xL(ピクセル)
- Mixxx(当サービス)運営者
- 歌ってみた制作株式会社PXstudio代表取締役
- 一般社団法人日本歌ってみたMIX師協会監事
- ミキシングエンジニア歴:10年以上
- 過去Mix件数:2,000件以上
- 歌い手経験あり:3年程度
- Xでも発信中@pixl_05
「すぐ投稿したい!」Mix依頼で最短納品を実現するには
急ぎでMix依頼をする場合、押さえるべきポイントは2つだけです。
72時間〜即日納品に対応しているサービスを選ぶ
まずは特急対応しているサービスを選びましょう。
通常のMix依頼は1〜2週間かかることが多いですが、特急プランを用意しているサービスなら72時間〜即日での納品が可能です。
- 72時間以内: +3,000〜5,000円
- 24時間以内: +5,000〜10,000円
- 即日: +10,000円〜(要相談のことも)
ただし、「特急対応」と言っても、データに不備があれば差し戻しが発生します。差し戻しのやり取りに1日かかれば、72時間の意味がありません。
データ不備を潰して「差し戻しゼロ」を目指す
最短納品を確実にするカギは、提出データの完璧な準備です。
Mix師がデータを受け取った瞬間に作業を開始できる状態にしておけば、特急プランの効果を最大限に発揮できます。
逆に言えば、データ不備があるとこうなります。
| 状況 | タイムロス |
|---|---|
| データ差し戻し→修正→再送 | +12〜24時間 |
| 質問→回答待ち→作業再開 | +6〜12時間 |
| 追加データ依頼→対応 | +12〜24時間 |
72時間納品のはずが、4〜5日かかってしまうこともあります。
Mix依頼で差し戻しが起きる原因5つ
データ不備で差し戻される原因を把握し、事前に潰しておきましょう。
① 頭出しが揃っていない
最も多いデータ不備が頭出しのズレです。
頭出しとは、ボーカルデータの開始位置を曲の冒頭(0分00秒)に揃えることです。
- 歌い出しからしか書き出していない
- カラオケ音源と開始位置がズレている
- 各テイクの開始位置がバラバラ
頭出しが揃っていないと、Mix師がデータを読み込んだ際にカラオケ音源とタイミングが合いません。確認・修正依頼のやり取りが発生し、納期が遅れます。
② ファイル形式・サンプルレートが間違っている
提出データの形式が指定と異なると、差し戻しになります。
| 項目 | 推奨設定 |
|---|---|
| ファイル形式 | WAV(MP3は避ける) |
| サンプルレート | 48kHz(または44.1kHz) |
| ビット深度 | 24bit(または16bit) |
| チャンネル | モノラル |
特にMP3で書き出してしまうケースが多いです。MP3は圧縮音源のため音質が劣化しており、Mixに適しません。
③ エフェクトがかかったまま書き出している
リバーブやコンプレッサーなど、エフェクトがかかった状態で書き出すと差し戻しになります。
Mix師は「素の状態」の音源を受け取り、自分でエフェクト処理を行います。すでにエフェクトがかかっていると、適切な処理ができません。
- リバーブ: OFF
- コンプレッサー: OFF
- EQ: OFF
- ピッチ補正: OFF(依頼内容による)
④ 音割れ・ノイズがひどい
音割れ(クリッピング)やノイズがひどい場合、Mix師が処理できず差し戻しになることがあります。
- 録音時の音量が大きすぎて波形が潰れている
- 環境ノイズ(エアコン・PCファン)が入っている
- ポップノイズ(「ぱ」「ば」の破裂音)が入っている
録音の音量設定については、録音の音量はどれくらい?で詳しく解説しています。
軽度のノイズはMix師が処理できますが、ひどい場合は再録音が必要になります。録音段階で対策しておきましょう。
⑤ ファイル名が文字化けしている
意外と見落としがちなのがファイル名の文字化けです。
日本語のファイル名は、環境によって文字化けすることがあります。Mix師がファイルを開けない・中身がわからないといった問題が発生します。
- ❌ `サビ_メイン.wav`
- ❌ `ボーカル①.wav`
- ✅ `vocal_main.wav`
- ✅ `vocal_01.wav`
ファイル名は英数字とアンダースコアのみで構成しましょう。
72時間納品を確実にする提出データチェックリスト
以下のチェックリストをすべてクリアしてから提出すれば、差し戻しリスクを最小化できます。
ファイル形式
- [ ] WAV形式で書き出した(MP3ではない)
- [ ] サンプルレートは48kHzまたは44.1kHz
- [ ] ビット深度は24bitまたは16bit
頭出し
- [ ] すべてのトラックが0分00秒から始まっている
- [ ] カラオケ音源と開始位置が揃っている
エフェクト
- [ ] リバーブ・コンプ・EQはすべてOFF
- [ ] ピッチ補正はOFF(または依頼時に明記)
音質
- [ ] 音割れ(クリッピング)がない
- [ ] 目立つノイズがない
- [ ] 録音音量が適切(-12dB〜-6dBのピーク)
ファイル管理
- [ ] ファイル名は英数字のみ(日本語なし)
- [ ] どのファイルが何かわかる命名になっている
- [ ] ZIPファイルにまとめた
このチェックリストをクリアしていれば、Mix師は受け取った瞬間に作業を開始できます。
特急納品に対応しているサービスの選び方
データ準備ができたら、次は依頼先選びです。最短納品を実現するために、以下の3点を確認しましょう。
納期保証があるか
「特急対応」と言っても、納期保証がなければ意味がありません。
「最短○日」は目安であり、保証ではないことがあります。「○日以内に納品」と明記されているサービスを選びましょう。
- 「72時間以内納品」と明記されているか
- 納期を過ぎた場合の対応(返金など)が明記されているか
やり取り不要か(差し戻し時のロスを防ぐ)
特急納品を確実にするなら、やり取りが発生しないサービスが理想です。
個人Mix師への依頼では、質問や確認のDMが発生することがあります。返信を待つ時間がロスになり、72時間で終わらないリスクがあります。
「データを送るだけで完結」するサービスなら、やり取りによるタイムロスを防げます。
特急料金が明確か
特急プランの料金が明確に提示されているサービスを選びましょう。
「要相談」「状況による」といった表記の場合、追加料金がいくらになるかわかりません。事前に総額を把握できるサービスが安心です。
まとめ
最短でMix依頼して投稿するには、特急対応サービスの選択とデータ不備ゼロの準備が必要です。
- 72時間〜即日対応のサービスを選ぶ
- 頭出し・ファイル形式・エフェクトOFFを確認
- ファイル名は英数字のみ
- 納期保証・やり取り不要・料金明確なサービスが安心
データ準備のチェックリストを活用して、確実に72時間で納品を受け取りましょう。
依頼の流れについては、Mix依頼の流れ完全ガイドもあわせてご覧ください。