「歌ってみたのMixを依頼したいけど、何から始めればいいの?」 「どんなデータを用意すればいいかわからない…」
Mix依頼を初めて行う方にとって、準備から納品までの流れがわからないのは当然です。
実は、Mix依頼に必要なものはボーカルデータとオフボーカル(inst)の2つだけ。
正しい準備さえすれば、あとはMix師にお任せできます。
- Mix依頼の全体フロー(4ステップ)
- 必要な準備物と提出データの作り方
- 初心者がつまずきやすいポイントと対策

P!xL(ピクセル)
P!xL(ピクセル)
- Mixxx(当サービス)運営者
- 歌ってみた制作株式会社PXstudio代表取締役
- 一般社団法人日本歌ってみたMIX師協会監事
- ミキシングエンジニア歴:10年以上
- 過去Mix件数:2,000件以上
- 歌い手経験あり:3年程度
- Xでも発信中@pixl_05
Mix依頼の全体フロー【4ステップ】
Mix依頼は、大きく分けて4つのステップで進みます。
1. 準備: ボーカルデータとinstを用意
2. 依頼先選び: Mix師やサービスを探す
3. 依頼・提出: データを送って依頼内容を伝える
4. 納品・確認: 完成したMixデータを受け取る
それぞれのステップで何をすればいいか、順番に解説していきます。
STEP1: 準備するもの
Mix依頼で必要なものは、基本的に2つだけです。
必須の準備物
1. ボーカルデータ(歌のファイル)
自分で録音した歌のデータです。
- ファイル形式: WAV推奨(MP3でも可だが非推奨)
- サンプルレート: 44.1kHz または 48kHz
- ビット深度: 24bit推奨(16bitでも可)
録音時のエフェクト(リバーブなど)はオフにして、素の声で録音してください。エフェクトはMix時に加えます。
2. オフボーカル(inst)データ
歌が入っていない、カラオケ音源です。
- 公式配布のオフボーカルを使用する
- ニコニコ動画やYouTubeの概要欄からダウンロードリンクを確認
YouTubeから音声を抜き出す「変換サイト」は使わないでください。音質が劣化し、Mixのクオリティに影響します。公式配布のinstを使いましょう。
あると良い準備物
必須ではありませんが、以下があるとスムーズです。
- ハモリパート(自分でハモリを入れたい場合)
- 参考音源(こんな雰囲気にしてほしい、という参考曲)
- 歌詞(タイミング確認用)
STEP2: 依頼先を選ぶ
準備ができたら、Mixを依頼する相手を探します。
主な依頼先
| 依頼先 | 特徴 | こんな人向け |
|---|---|---|
| 個人Mix師(SNS) | 好みのMix師を選べる | 特定のMix師に頼みたい人 |
| スキルマーケット | 出品者が多く比較しやすい | じっくり比較したい人 |
| Mix専門サービス | 料金・納期が明確 | 手間をかけたくない人 |
依頼先によって、料金相場や納期、やり取りの手間が異なります。
「Mix師の選び方がわからない」「比較が面倒」という方もいますよね。
そんな方は、マッチングシステムのあるサービスを使うと手間を省けます。
STEP3: 依頼・提出
依頼先が決まったら、データを提出して依頼します。
依頼時に伝えること
依頼方法は依頼先によって異なりますが、一般的に以下を伝えます。
必須の情報
- 曲名・アーティスト名
- ボーカルデータ(ファイルを添付または共有リンク)
- オフボーカルデータ(同上)
任意の情報
- 参考音源(こんな雰囲気にしてほしい)
- ハモリ/コーラスパート(ある場合)
- 納期の希望
依頼時の文章テンプレートは「Mix依頼のテンプレ」で詳しく解説しています。
データの送り方
データは以下の方法で送ることが多いです。
- ギガファイル便: 大容量ファイルを無料で送れる
- Googleドライブ: 共有リンクを発行して送る
- Dropbox: 同上
WAVファイルは1曲で50MB〜150MB程度になるため、メール添付ではなくファイル転送サービスを使いましょう。
STEP4: 納品・確認
Mix師が作業を完了すると、納品物が届きます。
納品されるもの
一般的に、以下の形式で納品されます。
- ファイル形式: WAVまたはMP3(両方の場合も)
- 内容: ボーカルとinstがミックスされた完成音源
納品されたデータを聴いて、問題がなければ完了です。
確認のポイント
納品物を受け取ったら、以下をチェックしましょう。
- ボーカルとinstのバランス
- リバーブやエフェクトの量
- ノイズや音切れがないか
- 曲の頭と終わりが問題ないか
修正対応はMix師やサービスによって異なります。
- 無料修正〇回まで
- 修正は別途料金
- 修正対応なし
依頼前に修正ポリシーを確認しておくと安心です。
初心者がつまずきやすい3つのポイント
Mix依頼で初心者がつまずきやすいポイントを紹介します。
①ボーカルデータの書き出し設定
意外と多いのが「書き出し設定がわからない」というつまずきです。
- 形式: WAV
- サンプルレート: 録音時と同じ(44.1kHz or 48kHz)
- ビット深度: 24bit
- モノラル/ステレオ: モノラル推奨
DAW(録音ソフト)によって書き出し方法が異なるので、「〇〇(DAW名) WAV書き出し」で検索してみてください。
②ボーカルとinstの「頭出し」
ボーカルデータとinstデータの開始位置(頭出し)を揃えることが重要です。
「頭出し」とは、曲の開始位置を0秒に揃えることです。
これがズレていると、ボーカルとinstがタイミングよく合いません。
1. DAW上でボーカルトラックを曲の先頭(0小節目)に配置
2. そのまま「ファイルの先頭から書き出し」で書き出す
3. instも同様に、曲の先頭から書き出す
こうすると、両方のファイルを再生すればピッタリ合う状態になります。
③やり取りで何を伝えればいいかわからない
「Mix師にどう伝えればいいかわからない」という方も多いです。
実は、最低限伝えるべきことは曲名とデータだけです。
細かい指示がなくても、Mix師はプロなので適切に仕上げてくれます。
強いこだわりがある場合は、参考音源を添えて「この曲のような雰囲気で」と伝えましょう。
「やり取りが面倒」なら、もっとシンプルな方法も
ここまで読んで「やり取りが多くて大変そう…」と感じた方もいるかもしれません。
実際、一般的なMix依頼では以下のやり取りが発生します。
- 依頼の連絡
- データの送付
- 料金・納期の確認
- 修正依頼(必要な場合)
「文章を考えるのが苦手」「やり取りを減らしたい」という方もいますよね。
そんな方には、やり取り不要で完結するサービスもあります。
- やり取り不要: データをアップロードするだけ
- 料金: 一律8,800円(追加料金なし)
- 納期: 7日以内保証(特急は72時間)
- 審査制: 品質スコアで自動マッチング
「Mix師を選ぶのが面倒」「やり取りが苦手」という方は、こうしたサービスを検討してみてください。
まとめ
歌ってみたのMix依頼は、4つのステップで進みます。
1. 準備: ボーカルデータとinstを用意
2. 依頼先選び: 好みや優先度に合わせて選択
3. 依頼・提出: データを送って依頼内容を伝える
4. 納品・確認: 完成データを受け取って確認
初めてのMix依頼で不安な方も、準備物さえ揃っていれば大丈夫です。
最低限必要なもの
- ボーカルデータ(WAV形式・エフェクトなし)
- オフボーカル(公式配布のinst)
この2つがあれば、Mix依頼はスタートできます。
「やり取りが不安」「手間を減らしたい」という方もご安心ください。
シンプルに依頼できるサービスを使えば、初めてでも安心です。